日本の医療や介護業界は、長年にわたって人材不足に悩まされています。この問題の根源として、時給の低さが指摘されています。例えば、ドラッグストアコスモスの時給が准看護師と同水準の1100円（日・祝1200円）であることが挙げられます。
このような状況では、資格がなくても働ける業界の時給が高まると、医療や介護に従事する動機が低下します。
医療・介護業界の課題
• 時給の低さ: 医療や介護業界では、時給を上げることが難しく、常時人手不足が続いています。賃金面での改善が進まないことが大きな要因です。
• 労働環境: 厳しい労働環境や人間関係の問題も離職率を高めています。
• 高齢化と少子化: 高齢化に伴う介護需要の増加と、少子化による労働人口の減少が人材不足を悪化させています。
大手企業との比較
• 時給の差: 大手企業やコストコでは、時給が看護師を超えることもあります。このような差は、医療や介護業界への就業意欲を低下させています。
• 福利厚生: コストコのような大手企業は、充実した福利厚生を提供し、実質的な収入増加につながります。
このように、時給や福利厚生の差が人材不足を引き起こす一因となっています。医療や介護業界では、賃金や労働環境の改善が急務です。しかし診療報酬や介護報酬は実質的にはマイナス改定が継続しており、患者・利用者負担も年々値上げされており受診、利用抑制が進んでいる。
今後もその傾向は継続していき地域医療は崩壊し初めている。ある日突然病院や介護事業所がなくなる現実がおこりはじめている。
